映像詩
黒曜の間より。言葉と映像がひとつに溶ける、没入の一篇。
一言
映像詩
2026-07-08 · Ririo
一言
昼下がりの講義、ウツラウツラ。その一言に目が覚めて——ずっと求めていた先端、一筋を手にした。一本の弦に寄せた一篇。
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牛乳
映像詩
2026-07-08 · Ririo
牛乳
端っこの私に、貴方は沢山の栄養を注いでくれた。注ぐほど、大きくなるほど、貴方の原型は見えなくなり——私の端っこにも居ない。空の器に注がれる一篇。
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若白髪
映像詩
2026-07-08 · Ririo
若白髪
その悩みはまだどうとでもなる。揉むだけの猶予と若さがある。少しづつ退化しても、まだ形を変えられるはず——黄金の大樹に仰ぐ一篇。
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紙屑
映像詩
2026-07-08 · Ririo
紙屑
いつもサポート役、下働きで良いと。書き示すものは毎日紙屑のように消え、消耗品でいいと——消えていく自我。白む暁に溶ける一篇。
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精算
映像詩
2026-07-08 · Ririo
精算
『以前』と呼ぶにふさわしい関係。寂しいけれど無難で。神は誰にでも平等に見ている——今は精算のとき。天上の楽園に寄せた一篇。
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血
映像詩
2026-07-08 · Ririo
血
人生半ばから、同じ血を流し同じ部屋で過ごすと決めた。その思いを知る人はいない——全ての経路を変え、人格すら捨てて。炉の熱に寄せた一篇。
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産声
映像詩
2026-07-08 · Ririo
産声
部屋に抱いた小さな産声は、街の音にかき消えるほど。その娘を一度だけ抱いた、束の間の癒し——溶ける月とガラスの夜に寄せた一篇。
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ブローチ
映像詩
2026-07-08 · Ririo
ブローチ
あなたの奥さんは、ニコニコと話しかけてきた。胸元に光る、あなたと同じテイストのピンバッチ——薔薇に重ねる一篇。
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小人
映像詩
2026-07-08 · Ririo
小人
隅っこで1%の余力を心のオヤツのように。この上なくホッとできる場所で、脇の下に住む小人のように——見えないのなら、ダニでも良い。蔦にまぎれる一篇。
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